『丕緒の鳥』小野不由美
読んでて辛かった。
面白かったって言っていいのか悩む内容だけどめちゃくちゃ面白かった。
「落照の獄」以外はほんのりかすかな希望みたいなものがある…気がした
この救いを描いているのが長編だと思うから、短編で長編の深みも増している、と感じた。
この先も読むのが楽しみ。
解説も良かった。昔は解説ってただ載ってるから読むって感じだったけど、今は読むと頭の中が整理されて気持ちがいい。
『銀河英雄伝説外伝4螺旋迷宮』田中芳樹
なんかほのぼのしてた
やっぱりヤンが好き
というより同盟軍が好き!
パトリチェフがいい味だしてたな
ケーフェンヒラーの爺さんも
『ようこそ地球さん』星新一
『八月の六日間』北村薫
面白かった!
山に登ってみたくなる。登らないけど。
本編もおもしろかったけど、解説が印象に残った。
「365日の中の特別な数日間がそれ以外の日々を支えている」
私も三十半ばになって、独身で、ちょっと偏屈で、主人公と重なる部分がちょっとあるから、なんかしみじみとしてしまった。
こんなかっこよくは生きられないけど、私は私の特別な数日間を大事にしたい。
『銀河英雄伝説外伝3千億の星、千億の光』田中芳樹
外伝って過去の話だから、この人死んじゃったなーとかあそこで活躍したなーとか思い出しておもしろい
また本編読み直したい気分にもなるけど、銀英伝って読むのにすごくエネルギーが要る…
2周目はまた違った気持ちで読めそうだからいつかは再読したいけど!
外伝4と5を読んだらまた考えよう!
『一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書』山﨑圭一
最初の方は全然頭に入ってこなかったけど、中盤くらいからは面白かった。
ただ忘れるとは思う。自分の頭の出来の問題だけど
頭の片隅にでもこびりついてくれたら嬉しいな!
一気読みしたほうがいい内容だと思った